ライフプランニングの考え方・手法(全32問中29問目)

No.29

ライフプランニングの一般的な手法に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
2014年1月試験 問2
  1. 個人の資産や負債の状況を表すバランスシートの作成において、株式等の金融資産や自宅等の不動産は、取得価格ではなく、作成時の時価で記入する。
  2. 将来の予定や希望する計画を時系列で表すライフイベント表には、子どもの進学や住宅取得などの支出を伴う事項だけを記入し、収入を伴う事項は記入しない。
  3. ライフプランニング上の可処分所得の金額は、年間の収入金額から社会保険料、所得税および住民税、生命保険料および損害保険料を控除した金額である。
  4. 税金の収支を表すキャッシュフロー表の作成において、住宅ローンの返済額は、利息部分のみを支出項目に記入し、元本部分は記入しない。

正解 1

問題難易度
肢188.5%
肢22.5%
肢36.1%
肢42.9%

解説

  1. [適切]。バランスシートの作成では、株式等の金融資産や自宅等の不動産は、取得価格ではなく作成時の時価で記入します。
    個人の資産や負債の状況を表すバランスシートの作成において、株式等の金融資産や不動産の価額は、作成時点の時価ではなく、取得時点の価額で計上する。2021.9-2-1
    個人の資産や負債の状況を表すバランスシートの作成において、株式等の金融資産や不動産の価額は、取得時点の価額ではなく作成時点の時価で計上する。2020.1-2-1
    個人の資産や負債の状況を表すバランスシートの作成において、株式等の金融資産や不動産の価額は、取得時点の価額ではなく作成時点の時価で計上する。2019.5-2-1
    個人の資産や負債の状況を表すバランスシートの作成において、株式等の金融資産や不動産の価額は、取得時点の価額ではなく作成時点の時価で計上する。2018.1-3-1
    個人の資産や負債の状況を表すバランスシートの作成において、株式等の金融資産や不動産の価額は、作成時点の時価で計上する。2017.5-2-4
  2. 不適切。ライフイベント表は、家族全員の年齢と将来発生する出来事を時系列に並べて、その出来事に伴う支出と収入を一覧にしたものです。支出に係るものだけを記入すると思いがちですが、贈与や保険の満期・祝金などの収入も記載します。
    将来の予定や希望する計画を時系列で表すライフイベント表には、子どもの進学や住宅取得などの支出を伴う事項だけを記入し、収入を伴う事項は記入しない。2020.1-2-2
  3. 不適切。ライフプランニング上の可処分所得の金額は、年間の収入金額から社会保険料・所得税及び住民税を控除した金額です。生命保険料および損害保険料は控除しません。
    ライフプランニング上の可処分所得は、年間の収入金額から所得税、住民税および生命保険料を差し引いた金額を使用する。2018.1-3-2
    ライフプランニング上の可処分所得は、年間の収入金額から社会保険料、所得税、住民税および生命保険料を差し引いた金額を使用する。2017.5-2-2
  4. 不適切。キャッシュフロー表の作成の住宅ローンの返済額には、元本部分と利息の合計金額を支出として記入します。
したがって適切な記述は[1]です。