公的年金 (全54問中18問目)

No.18

公的年金の併給調整等に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
出典:2017年1月試験 問7
  1. 障害基礎年金の受給権者が65歳以降に老齢厚生年金の受給権を取得した場合、障害基礎年金と老齢厚生年金は併給される。
  2. 遺族厚生年金の受給権者が65歳以降に老齢基礎年金の受給権を取得した場合、その者の選択により、いずれか一方の年金が支給され、他方の年金は支給停止となる。
  3. 遺族厚生年金の受給権者が雇用保険の基本手当の支給を受けている間、遺族厚生年金は支給停止となる。
  4. 同一の事由により障害厚生年金と労働者災害補償保険の障害補償年金が支給される場合、障害厚生年金は、所定の調整率により減額されて支給される。

正解 1

解説

  1. [適切]。65歳以上の障害基礎年金の受給者は、障害基礎年金と老齢厚生年金の併給が可能です。よって記述は適切です。
  2. 不適切。遺族厚生年金の受給権者が65歳になり自分の老齢基礎年金の受給権を取得した場合は、併給可能になります。配偶者の死亡によって65歳以降に受け取る遺族厚生年金は、遺族厚生年金の3分の2と自身の老齢厚生年金の2分の1の合計と比較して、多いほうとの差額が遺族厚生年金として支給されます。
  3. 不適切。雇用保険の基本手当を受給しても、老齢基礎年金や老齢厚生年金、遺族厚生年金は支給停止にはなりません。
  4. 不適切。同一の事由により、労災保険の障害補償年金と障害厚生年金が支給される場合には、障害基礎年金、障害厚生年金はそのまま全額支給されます。
したがって適切な記述は[1]です。