公的年金 (全54問中30問目)

No.30

厚生年金保険に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
出典:2015年10月試験 問6
  1. 育児休業等をしている被保険者に係る厚生年金保険料は、所定の手続きにより被保険者負担分の納付が免除されるが、事業主負担分については免除されない。
  2. 厚生年金保険法に定める業種の事業所であっても、常時5人未満の従業員を使用している個人の事業所は、厚生年金保険の強制適用事業所にはならない。
  3. 65歳未満の厚生年金保険の被保険者に支給される老齢厚生年金は、その者の基本月額と総報酬月額相当額の合計額が28万円を超える場合、年金額の全部または一部が支給停止となる。
  4. 厚生年金保険の適用事業所に使用される70歳以上の老齢厚生年金の受給権者は、厚生年金保険の被保険者ではないが、その者に係る老齢厚生年金は、一定要件のもとに年金額の一部または全部が支給停止となる。

正解 1

解説

  1. [不適切]。育児休業中の厚生年金保険料は、所定の手続きをすれば被保険者負担分・事業主負担分ともに免除されます。よって記述は不適切です。
  2. 適切。常時使用する従業員数が5人未満の個人の事業所(個人事業主)は、厚生年金保険の強制適用事業所にはなりません。
  3. 適切。65歳未満で老齢厚生年金を受け取る場合は、基本月額と総報酬月額相当額の合計が28万円を超える場合、在職老齢年金の仕組みが適用されて年金額の全部または一部が支給停止となります。
  4. 適切。厚生年金保険の適用事業所に勤めていても、70歳以上になると厚生年金保険の被保険者ではなくなるので厚生年金保険料の負担がありません。しかし、在職老齢年金の一定要件に該当する場合には年金額の全部または一部が支給停止となります。
したがって不適切な記述は[1]です。