公的年金 (全54問中33問目)

No.33

公的年金の併給調整に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
出典:2015年9月試験 問7
  1. 遺族厚生年金を受給している者が、65歳以降に老齢基礎年金の受給権を取得した場合、遺族厚生年金と老齢基礎年金は併給される。
  2. 障害基礎年金を受給している者が、65歳以降に老齢厚生年金の受給権を取得した場合、障害基礎年金と老齢厚生年金は併給される。
  3. 障害基礎年金を受給している者が、65歳以降に遺族厚生年金の受給権を取得した場合、障害基礎年金と遺族厚生年金は併給される。
  4. 障害厚生年金を受給している者が、65歳以降に老齢基礎年金の受給権を取得した場合、障害厚生年金と老齢基礎年金は併給される。

正解 4

解説

  1. 適切。遺族厚生年金を受給している者が65歳以降に老齢基礎年金の受給権を取得した場合、遺族厚生年金と老齢基礎年金は併給されます。このとき、老齢厚生年金の受給権もある場合、老齢厚生年金は全額支給になり遺族厚生年金は老齢厚生年金相当分が支給停止となります。
  2. 適切。障害基礎年金を受給している者が、65歳以降に老齢厚生年金の受給権を取得した場合、障害基礎年金と老齢厚生年金は併給されます。
  3. 適切。障害基礎年金を受給している者が65歳以降に遺族厚生年金の受給権を取得した場合、障害基礎年金と遺族厚生年金は併給されます。なお、受給権者が65歳未満のときは、自身の障害基礎年金か遺族厚生年金のどちらか1つしか受給できません。
  4. [不適切]。「一人一年金」の原則のもと、障害厚生年金を受給している者が65歳以降に老齢基礎年金の受給権を取得した場合は、障害厚生年金と老齢基礎年金は併給されません。この場合、障害年金か老齢年金のいずれかを選択しなければなりません。
したがって不適切な記述は[4]です。