公的年金 (全54問中36問目)

No.36

厚生年金基金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
出典:2015年5月試験 問7
  1. 厚生年金基金の老齢給付のうち、代行部分は終身年金として受け取ることになるが、加算部分は基金ごとの規約により一時金で受け取ることも可能である。
  2. 平成26年4月1日以降、厚生年金基金の新規設立は認められない。
  3. 加入員が負担した厚生年金基金の掛金は、その全額が所得税における社会保険料控除の対象となる。
  4. 厚生年金基金の老齢給付の支給開始年齢は、加入員の生年月日にかかわらず、一律60歳とされている。

正解 4

解説

  1. 適切。厚生年金基金は、厚生年金の報酬比例部分の年金を代行し、これに加えて企業の実態に応じた独自の上乗せ給付するものです。終身年金として受け取る方法や基金ごとの規約により一時金で受け取ることも可能です。
  2. 適切。「公的年金制度の健全性及び信頼性の確保のための厚生年金保険法等の一部を改正する法律」により、平成26年4月1日以降、厚生年金基金の新規設立は認められていません。
  3. 適切。厚生年金基金の加入員として負担する掛金は、全額が所得税における社会保険料控除の対象となります。
  4. [不適切]。厚生年金基金の老齢給付の支給開始年齢は、厚生年金保険法の改正により60歳から65歳に段階的に引き上げられました。よって記述は不適切です。
したがって不適切な記述は[4]です。