公的年金 (全54問中42問目)

No.42

老齢厚生年金の繰上げ支給および繰下げ支給に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
出典:2014年5月試験 問5
  1. 老齢厚生年金の繰上げ支給を請求するときは、その請求と同時に老齢基礎年金の繰上げ支給の請求もしなければならない。
  2. 老齢厚生年金の繰上げ支給を請求して受給権が発生した後は、その裁定の取消しや変更はできない。
  3. 特別支給の老齢厚生年金を受給した者は、65歳から受給することができる老齢厚生年金を66歳以降に繰り下げて受給することはできない。
  4. 老齢厚生年金の繰下げ支給の増額率は、繰り下げた月数に0.7%を乗じて得た率(最大42%)となる。

正解 3

解説

  1. 適切。老齢厚生年金の繰上げ支給(65歳よりも早く受給する)を請求するときは、同時に老齢基礎年金の繰上げ支給の請求もしなければなりません。これとは反対に、老齢基礎年金の繰上げ支給の請求したときには老齢厚生年金の繰上げ支給を請求する必要はありません。
  2. 適切。老齢厚生年金の繰上げ支給を請求して受給権が発生した後は、その裁定の取消しや変更をすることはできません。
  3. [不適切]。特別支給の老齢厚生年金を受給しても、老齢厚生年金を66歳以降に繰下げて受給することは可能です。
  4. 適切。老齢厚生年金の繰下げ支給の増額率は、「繰下げた月数×0.7%」です。繰下げ月数は60月(70歳から受給)が上限になるので、最大の増額率は「60月×0.7%=42%」になります。
したがって不適切な記述は[3]です。