公的年金 (全61問中56問目)

No.56

国民年金の第1号被保険者である夫が死亡した場合において、その夫に生計を維持されていた妻および子に対する国民年金からの遺族給付に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、死亡した夫に国民年金の保険料免除期間および未納期間はないものとする。
出典:2013年9月試験 問6
  1. 夫の死亡当時、妻と生計を同じくしている子が、18歳に到達する年度の末日(3月31日)までの間にあり、かつ、現に婚姻していない場合には、妻に遺族基礎年金が支給される。
  2. 寡婦年金は、受給要件を満たした妻に、妻が40歳に達した日の属する月の翌月から65歳に達する日の属する月までの間、支給される。
  3. 寡婦年金と死亡一時金のいずれの受給要件も満たしている妻は、いずれか一方の支給を選択する。
  4. 寡婦年金の受給権者が老齢基礎年金の繰上げ支給の請求をした場合、寡婦年金の受給権は消滅する。

正解 2

解説

  1. 適切。遺族基礎年金は、夫の死亡当時、死亡した者に生計を維持されていた「子のある配偶者」または「子」に対して支給されますが、ここでいう子とは18歳到達年度の末日(3月31日)までの間にある子で、かつ、現に婚姻していない者をいいます。ただし、障害等級1・2級に該当する子である場合は20歳未満である者が対象になります。
  2. [不適切]。寡婦年金は、受給要件を満たした妻に、60歳から65歳までのあいだ支給される年金で、第1号被保険者の独自給付になります。
  3. 適切。寡婦年金と死亡一時金の両方を受け取ることができる場合、いずれか一方を選択して受給することになります。
  4. 適切。次の事由等に該当した場合、寡婦年金の受給権が消滅します。
    • 65歳に達したとき
    • 婚姻したとき
    • 老齢基礎年金の繰上げ支給の請求をしたとき
したがって不適切な記述は[2]です。