企業年金・個人年金等 (全24問中19問目)

No.19

確定拠出年金の掛金や老齢給付金等に係る所得税の取扱いに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
出典:2014年5月試験 問7
  1. 企業型年金において加入者が拠出した掛金は、生命保険料控除として所得控除の対象となる。
  2. 企業型年金において事業主が拠出した掛金は、加入者の給与所得として所得税の課税対象となる。
  3. 個人別管理資産の運用時に発生する利息、収益分配金、売却益の運用収益は、発生した年に所得税が源泉徴収される。
  4. 一時金として受け取った老齢給付金は、退職所得として所得税の課税対象となる。

正解 4

解説

  1. 不適切。マッチング拠出とは、事業主の掛金に加入者が一定の範囲内で上乗せして拠出ができる制度です。マッチング拠出で加入者が拠出した掛金は、その全額が小規模企業共済等掛金控除として所得控除の対象となります。
  2. 不適切。企業型年金において事業主が拠出した掛金は、厚生年金の事業主負担分と同様に給料として扱われませんので所得税はかかりません(事業主は損金として処理します)。
  3. 不適切。個人型の確定拠出年金において、運用中に発生する利息、収益分配金、売却益の運用収益は非課税になります。
  4. [適切]。確定拠出年金の老齢給付金は、一時金として受け取ると受け取った年の退職所得となり、年金形式として受け取ると公的年金等の雑所得として各年の所得となります。どちらも所得税の課税対象になります。
したがって適切な記述は[4]です。