ライフプラン策定上の資金計画(全41問中20問目)

No.20

日本学生支援機構の奨学金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
2018年9月試験 問9
  1. 貸与型奨学金の申込手続きは、原則として在学している学校を通じて行うものであるが、進学前に奨学金の予約をすることもできる。
  2. 給付型奨学金は返還義務のない奨学金であるが、在学している学校において学業成績が著しく不振である場合等には、支給打切りや返還が必要となる場合もある。
  3. 貸与型奨学金には、利息付(在学中は無利息)貸与の「第一種奨学金」と、無利息で貸与を受けられる「第二種奨学金」がある。
  4. 貸与型奨学金の返還が困難になった場合、月々の返還額を減らして返還期間を延ばす減額返還か、一定期間返還を先送りする返還期限猶予を願い出ることができる。

正解 3

問題難易度
肢110.4%
肢25.4%
肢380.9%
肢43.3%

解説

  1. 適切。奨学金は進学前にあらかじめ奨学金の貸与を予約することができます。進学後の経済的負担を軽減し、安心して勉学に取り組めるように支援することが目的です。
  2. 適切。給付型奨学金は学業成績が著しく不振である場合等は、給付奨学金の支給が廃止(打ち切り)になり、支給済み金額の全額または一部について、返還義務が生じる場合もあります。
  3. [不適切]。貸与型奨学金には、無利息貸与の「第一種奨学金」と、利息付(在学中は無利息)貸与の「第二種奨学金」があります。
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  4. 適切。奨学金の返済が困難になった場合は、月々の返還額を減らして返還期間を延ばす減額返還か、一定期間返還を先送りする返還期限猶予を申請することができます。
したがって不適切な記述は[3]です。