生命保険(全145問中122問目)

No.122

生命保険料に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
2014年9月試験 問12
  1. 保険料払込猶予期間は、保険料の払込方法が月払いである場合、払込期月の翌月の初日から翌々月の末日までである。
  2. 保険料払込猶予期間中に保険金や給付金の支払事由が生じた場合、未払込保険料を差し引いて保険金や給付金が支払われる。
  3. 自動振替貸付制度は、自動的に解約返戻金を未払込保険料に充当するものであり、振り替えられた保険料(貸付金)に利息が付くことはない。
  4. 失効した保険契約を復活する場合、復活時の年齢に応じた保険料率でその後の保険料が計算される。

正解 2

問題難易度
肢116.1%
肢250.4%
肢310.5%
肢423.0%

解説

  1. 不適切。保険料払込猶予期間は、保険料の払込方法が月払いである場合、払込期月の翌月の初日から翌月の末日までになります。
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  2. [適切]。保険料払込猶予期間中に保険金や給付金の支払事由が生じた場合、未払保険料や利息を差し引いて保険料や給付金が支払われます。
  3. 不適切。自動振替貸付制度は、口座に残高がないときなどに未払込保険料を解約返戻金から充当させるものであり、振り替えられた保険料は貸付金として扱われるので利息が付きます。
  4. 不適切。失効した保険契約を復活する場合、保険料の再計算はせずに失効前と同額の保険料になります。
したがって適切な記述は[2]です。