損害保険 (全56問中13問目)

No.13

任意加入の自動車保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、記載のない特約については考慮しないものとする。
出典:2017年9月試験 問17
  1. 対人賠償保険では、被保険者が自動車事故により他人を死傷させ法律上の損害賠償責任を負った場合、自動車損害賠償責任保険から支払われるべき部分を除いて保険金支払いの対象となる。
  2. 対物賠償保険では、被保険者が自動車を運転中に他の自動車に誤って追突し、相手車両の損害に対して法律上の損害賠償責任を負った場合、保険金支払いの対象となる。
  3. 人身傷害補償保険では、自動車事故により被保険者が死傷した場合、被保険者自身の過失部分を除いた損害についてのみ、保険金支払いの対象となる。
  4. 車両保険では、特約を付帯しない場合、地震・噴火またはこれらによる津波を原因とする損害は保険金支払いの対象とならない。

正解 3

解説

  1. 適切。自動車保険の対人賠償保険で支払われる保険金は、法律上の損害賠償責任の額から自賠責保険などによって支払われるべき金額を差し引いた額になります。
  2. 適切。対物賠償保険は、自動車事故で他人の物を壊し、法律上の賠償責任を負った場合に保険金支払い対象になります。
  3. [不適切]。記述中の「過失部分を除いた」の部分が不適切です。
    人身傷害補償保険は、自動車事故により被保険者が死傷した場合に、示談を待たずに、自己の過失部分も含めて保険金が支払われます。
  4. 適切。車両保険では、衝突、接触、爆発、盗難などの事故による契約車両の損害を補償しますが、地震、噴火、津波に起因する損害は、特約を付けなければ補償されません。
したがって不適切な記述は[3]です。