損害保険 (全56問中16問目)

No.16

任意加入の自動車保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、特約は考慮しないものとする。
出典:2017年5月試験 問17
  1. ノンフリート等級別料率制度は、契約者の前契約の有無や事故歴に応じて1等級から20等級に区分し、等級ごとに保険料の割増・割引を行う制度である。
  2. 対物賠償保険では、被保険者が被保険自動車の運転中の事故により他の自動車に損害を与えた場合、損害賠償として支払われる保険金の額は、被害者の過失割合に応じて減額される。
  3. 人身傷害保険では、被保険者が被保険自動車の運転中に単独事故を起こして後遺障害を負った場合は、補償の対象とならない。
  4. 対人賠償保険では、被保険者が被保険自動車の運転中の事故により同居している自分の子にケガをさせた場合は、補償の対象とならない。

正解 3

解説

  1. 適切。ノンフリート等級別料率制度は、契約者をノンフリート等級や事故歴に応じて1等級から20等級に区分し、等級に応じた支払保険料を設定する制度です。
  2. 適切。対物賠償保険は、被保険者が自動車事故によって他の自動車に損害を与え法律上の損害賠償を負った場合に支払われる保険金の額は、被害者の過失割合に応じて減額されます。なお、父母、配偶者、子の財物に関しては免責となります。
  3. [不適切]。人身傷害保険は、本人や家族が自動車事故で死傷した場合に損害を補償する保険で、被保険者が被保険自動車の運転中に単独事故を起こして後遺障害を負った場合でも補償の対象となります。
    単独事故の場合、自賠責保険や対人賠償保険は使用することができませんので、自分に発生した損害に対して補償するためには、「人身傷害保険」や「搭乗者傷害保険」などに加入しておくことが望まれます。
  4. 適切。対人賠償保険は、事故によって他人を死傷させ賠償責任を負った場合で、自賠責保険から支払われる金額を超える部分に関して保険金が支払われます。ただし、被害者が被保険者の父母、配偶者、子の場合は免責で、兄弟姉妹は対象になります。
したがって不適切な記述は[3]です。