損害保険 (全56問中35問目)

No.35

個人を契約者(=保険料負担者)とする損害保険の課税関係に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
出典:2015年5月試験 問18
  1. 業務中のケガに備え、個人事業主が家族等ではない従業員を被保険者として契約した普通傷害保険の保険料は、所得の金額の計算上、必要経費に算入することができる。
  2. 契約者が保険期間10年の積立火災保険の満期時に受け取る満期返戻金は、一時所得として所得税の課税対象となる。
  3. 契約者が年金として受け取る年金払積立傷害保険の給付金は、雑所得として所得税の課税対象となる。
  4. 契約者の配偶者が不慮の事故で死亡したことにより、契約者が受け取る家族傷害保険の死亡保険金は、相続税の課税対象となる。

正解 4

解説

  1. 適切。個人事業主が家族等ではない従業員を被保険者として契約した損害保険契約の保険料は、事業所得の計算上、掛捨て部分に限り必要経費として取り扱うことができます。
  2. 適切。契約者が個人で、満期時に受け取る満期返戻金は、支払済保険料との差額が一時所得として所得税の課税対象となります。
  3. 適切。契約者が個人である年金払積立傷害保険の給付金は、雑所得として所得税の課税対象となります。
  4. [不適切]。契約者が受け取る家族傷害保険の死亡保険金は、契約者と死亡保険金受取人が同じ人物になるので所得税の対象になります。よって記述は不適切です。
したがって不適切な記述は[4]です。