リスク管理と保険 (全30問中11問目)

No.11

損害保険を活用した事業活動のリスク管理に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
出典:2016年9月試験 問20
  1. 店舗建物とその中に収容している商品が火災で焼失した場合に備えて、火災保険を契約した。
  2. 調理販売した弁当が原因で食中毒が発生した場合に備えて、生産物賠償責任保険(PL保険)を契約した。
  3. 従業員が業務中の事故でケガをした場合に備えて労働者災害補償保険(政府労災保険)の上乗せ補償を目的に、労働災害総合保険を契約した。
  4. 設備工事業を営む企業が、従業員がマンションの外壁の工事中に誤って工具を落として通行中の歩行者にケガを負わせた場合に備えて、施設所有(管理)者賠償責任保険を契約した。

正解 4

解説

  1. 適切。火災保険は住宅、店舗、事務所、工場やその収容動産(家財、什器、備品、商品)に生じた火災、落雷、爆発、風災をに備えるために適しています。
  2. 適切。生産物賠償責任保険(PL保険)は製造・販売・提供した商品・サービスが他人に引き渡された後、その欠陥によって生じた事故による対人・対物損害賠償に備えるのに適しています。
  3. 適切。労働災害総合保険は企業の労災費用を補償する保険で、政府労災保険の上乗せ給付として備えるのに適しています。
  4. [不適切]。施設所有(管理)者賠償責任保険は、保有・管理している施設内で、施設自体の構造上の欠陥、維持管理の不備、業務活動に起因する事故が発生した場合に、その損害賠償を補償する保険ですので、事例の事故は補償対象外です。
    事例に適した保険は請負業者賠償責任保険になります。よって記述は不適切です。
したがって不適切な記述は[4]です。