セーフティネット (全11問中7問目)

No.7

預金保険制度に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
出典:2015年9月試験 問28
  1. 国内の金融機関に預け入れられている外貨預金は、預金保険制度による保護の対象となる。
  2. 全額が預金保険制度により保護の対象となる決済用預金には、「決済サービスを提供できること」「預金者が払戻しをいつでも請求できること」「利息が付くこと」という3つの要件がある。
  3. 預金者データの名寄せでは、財形貯蓄で積立を行っている個人の円預金は、同一金融機関におけるその個人が有するその他の一般預金等と合算される。
  4. 預金者データの名寄せでは、同一金融機関における個人事業主の預金は、事業用預金と事業用以外の預金に区分され、別の預金者の預金として取り扱われる。

正解 3

解説

  1. 不適切。外貨預金・譲渡性預金・金融債などは、預金保険制度の保護の対象外となるため、破綻した金融機関の財産状況に応じて支払われます。
  2. 不適切。決済用預金には、「決済サービスを提供できること」「預金者が払戻しをいつでも請求できること」「無利息であること」という3つの要件があり、利息の付かない普通預金や当座預金がこれに該当します。決済用預金は、預金保険制度により預金全額が保護対象となります。
  3. [適切]。名寄せとは、預金者の保有する預金の総額を算出するために、普通預金、定期預金、当座預金など複数の口座をもっている場合にそれらをひとつにまとめることで、金融機関が破綻した場合に預金の払戻額の確定に必要になります。財形貯蓄で積立を行っている個人の円預金はその対象となり、個人が有する他の一般預金等と合算されます。
  4. 不適切。同一金融機関における個人事業主の預金は、事業用の預金と事業用以外の預金は同一名義となり、合算して算出します。
したがって適切な記述は[3]です。