株式投資 (全27問中8問目)

No.8

株式の投資指標に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
出典:2017年5月試験 問25
  1. PERは、株価が1株当たり当期純利益の何倍であるかを示す投資指標である。
  2. PBRは、株価が1株当たり純資産の何倍であるかを示す投資指標である。
  3. ROEは、自己資本に対する当期純利益の割合を示す投資指標である。
  4. 配当性向は、株価に対する年間配当金の割合を示す投資指標である。

正解 4

解説

  1. 適切。PER(株価収益率)は、1株当たりの純利益に対する株価の割合を示す指標です。
    ●PER(倍)=株価÷1株当たりの純利益
  2. 適切。PBR(株価純資産倍率)は、1株当たりの純資産に対する株価の割合を示す指標です。この値が、1倍よりも低いということは、その時点で会社が解散したときに株主に帰属する純資産額よりも、株価が安くなっていることを示します。
    ●PBR(倍)=株価÷1株当たりの純資産
  3. 適切。ROE(自己資本利益率)は、純資産(自己資本)に対する当期純利益の割合を示す指標で、一年間の企業活動を通じて「株主の投資額に比してどれだけ効率的に利益を獲得したか」を判断するのに用いられます。ROEは、その値が高いほど、自己資本を効率的に活用して利益を上げていると判断されます。
    ●ROE(%)=当期純利益÷自己資本×100
  4. [不適切]。記述は「配当利回り」を説明したものです。
    配当性向(はいとうせいこう)とは、ある企業がその期の純利益(税引後利益)の中から、配当金をどのくらい支払っているかの割合(%)を表したものです。
    ●配当性向(%)=1株当たりの配当額÷1株当たりの純利益×100
したがって不適切な記述は[4]です。