株式投資 (全27問中9問目)

No.9

株式の信用取引に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
出典:2017年1月試験 問24
  1. 委託保証金は、現金以外に有価証券でも代用することができるため、信用取引口座を開設している証券会社に管理を委託している現物の上場株式等を活用して取引することができる。
  2. 委託保証金率が30%である場合に、30万円の委託保証金を金銭で差し入れたときは、約定金額100万円まで新規建てすることができる。
  3. 信用取引を開始した後に相場が変動しても、追加で保証金を請求されることはないため、損失は当初の委託保証金の範囲に限定される。
  4. 信用取引では、「買い」から取引を開始することも、「売り」から取引を開始することもできる。

正解 3

解説

  1. 適切。信用取引の委託保証金は、現金だけでなく有価証券で代用することができます。口座を開設している証券会社であれば自己の保有する現物株を委託保証金として、信用取引することもできます。
  2. 適切。委託保証金率が30%である場合に、30万円の委託保証金を金銭で差し入れたときは、「30万円÷30%×100=100万円」で100万円までの取引が可能になります。
  3. [不適切]。相場の変動によって、委託保証金以上の損失が発生すれば、委託保証金の追加差し入れ(追証)を求められる場合があり、これに応じなくてはなりません。よって記述は不適切です。
  4. 適切。信用取引では、「買い」だけでなく、「売り」から取引を開始することもできます。それは証券会社から株を借りて「売り」から取引を開始し、決済の時は証券会社に株を返却するという形の取引になります。
したがって不適切な記述は[3]です。