ポートフォリオ運用 (全22問中14問目)

No.14

ポートフォリオ理論等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
出典:2015年9月試験 問27
  1. ポートフォリオの期待収益率は、ポートフォリオに組み入れた各資産の期待収益率を組入比率で加重平均して得た値となる。
  2. システマティック・リスクは、市場全体のリスクの影響を受けるリスクであり、分散投資によっても軽減することができないとされている。
  3. 異なる2資産からなるポートフォリオにおいて、2資産間の相関係数が0(ゼロ)の場合、ポートフォリオを組成することによる分散投資効果は得られない。
  4. 同一期間の収益率が同じ2つのファンドをシャープレシオで比較した場合、収益率の標準偏差の値が小さいファンドの方が効率よく運用されていたと評価することができる。

正解 3

解説

  1. 適切。ポートフォリオの期待収益率は、組み入れた各資産の期待収益率を組入比率で加重平均した値となります。
  2. 適切。システマティック・リスクとは市場全体の動きから影響を受けるリスクで、分散投資によっても軽減することはできません。
  3. [不適切]。分散投資のリスク軽減効果は、2資産間の相関係数が-1のときに最大となり、1のときに"なし"になります。相関係数が0(ゼロ)の場合でも多少のリスク軽減効果は得られます。
  4. 適切。シャープレシオは、超過収益率を標準偏差で除して算出します。収益率が同じならば、標準偏差の値の小さい方がシャープレシオは大きい値となり、より効率良く運用できていたと判断されます。
したがって不適切な記述は[3]です。