決算書と法人税申告書 (全7問中2問目)

No.2

決算書に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
出典:2018年5月試験 問40
  1. 貸借対照表の資産の部の合計額と負債の部の合計額は、必ず一致する。
  2. 貸借対照表の純資産の部の合計額は、マイナスになることはない。
  3. 損益計算書の営業利益の額は、売上総利益の額から販売費及び一般管理費の合計額を差し引いて算出する。
  4. 損益計算書の税引前当期純利益の額は、経常利益の額に営業外損益の額を加減算して算出する。

正解 3

解説

  1. 不適切。貸借対照表の資産の部の合計額(借方の金額)は、負債の部と純資産の合計額(貸方の金額)と、必ず一致します。
  2. 不適切。赤字が続いて資本金に食い込み、負債が資産を上回ってしまった場合は、純資産の合計額がマイナスとなる場合もあります。
  3. [適切]。損益計算書の営業利益は売上総利益(粗利)から、販売費及び一般管理費を差し引いて計算します。よって記述は適切です。

     売上総利益=売上高-売上原価
     営業利益=売上総利益-販売費及び一般管理費

  4. 不適切。損益計算書の税引前当期純利益の額は、経常利益の額に特別損益の額を加減算して算出します。営業外損益の額を加減算して算出するのは経常利益です。

     経常利益=営業利益+営業外収益-営業外費用
     税引前当期純利益=経常利益+特別利益+特別損失
したがって適切な記述は[3]です。