所得税の仕組み (全19問中12問目)

No.12

所得税の仕組みに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
出典:2015年9月試験 問31
  1. 所得税では、課税対象となる所得を10種類に区分し、それぞれの所得の種類ごとに定められた計算方法により所得の金額を計算する。
  2. 所得税では、社会政策上の配慮や二重課税の排除などの趣旨から、特定の所得については非課税所得としている。
  3. 課税総所得金額に対する所得税額は、所得の金額の多寡にかかわらず、一律の税率により計算する。
  4. 所得税では、原則として、納税者本人が自主的に所得の金額とこれに対応する税額を計算し、申告・納付する申告納税方式を採用している。

正解 3

解説

  1. 適切。所得税では、事業所得、不動産所得、給与所得、利子所得、配当所得、一時所得、譲渡所得、雑所得、山林所得、退職所得の10種類に所得を区分しています。
  2. 適切。所得税は、原則として個人の1暦年の全ての所得に対して課税することとされていますが、特定の所得については、社会政策その他の見地から、所得税を課さないこととしています。これを「非課税所得」といいます。非課税所得については、原則として何らの手続を要することなく、課税の対象から除外され課税しないこととされています。
  3. [不適切]。所得税は、課税対象金額の多寡に応じて幾つかの区分に分類し、それぞれに合った税率を適用します(超過累進税率)。所得が多くなるほど税率も高くなります。
  4. 適切。所得税は、納税者自身が1暦年間の所得金額と、それに応じた所得税額を計算のうえ、確定申告を行い、その申告に基づき自主的に納付する申告納税方式を基本としています。
したがって不適切な記述は[3]です。