所得控除 (全21問中5問目)

No.5

所得税における所得控除に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
出典:2017年9月試験 問35
  1. 医療費控除の対象となる医療費の金額は、その年中に実際に支払った金額であり、治療を受けたが未払いとなっている金額は対象とならない。
  2. 寡婦控除の控除額は、扶養親族の有無にかかわらず一律である。
  3. 居住者の扶養親族が非居住者である場合には、その扶養親族については扶養控除の対象とならない。
  4. 控除対象扶養親族のうち、その年の12月31日現在の年齢が18歳の者は、特定扶養親族に該当する。

正解 1

解説

  1. [適切]。医療費控除の対象は、その年に実際に支払った金額であり、未払いの金額は対象外です。よって記述は適切です。
  2. 不適切。寡婦控除額は、一般の寡婦が27万円、特定の寡婦が35万円、寡夫が27万円になります。特定の寡婦とは夫と死別・離婚した後、再婚していない者または夫の生死が明らかでない者で、扶養親族である子を有する合計所得金額が500万円以下の者です。
  3. 不適切。扶養控除の要件の一つに、納税者と生計を一にしていることがありますが、同居は必須要件ではありません。このため一定の書類の添付または提示をすれば、日本国外に住む親族を扶養控除の対象とすることも可能になります。
  4. 不適切。控除対象扶養親族のうち、特定扶養親族とは19歳以上23歳未満(12月31日時点)の者です。18歳であれば、16歳以上19歳未満の一般の扶養親族になります。
したがって適切な記述は[1]です。