所得控除 (全21問中9問目)

No.9

所得税における所得控除に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
出典:2016年9月試験 問34
  1. 医療費控除の控除額は、その年中に支払った医療費の金額(保険金等により補てんされる部分の金額を除く)から、総所得金額等の合計額の5%相当額または10万円のいずれか低い方の金額を控除して算出され、最高200万円である。
  2. その年分の合計所得金額が500万円を超える者は、寡夫控除の適用を受けることができない。
  3. 寄附金控除の控除額は、その年中に支出した特定寄附金の額のうち、その年分の総所得金額等の合計額の40%相当額までの金額から4,000円を控除した金額である。
  4. その年分の合計所得金額が1,000万円を超える者は、配偶者の合計所得金額の多寡にかかわらず、配偶者特別控除の適用を受けることができない。

正解 3

解説

  1. 適切。医療費控除額はその年中に支払った医療費の額(保険金等で補てんされる金額を除く)から総所得金額等の合計額の5%または10万円のいずれか低い方の金額を控除して算出され、最高200万円になります
  2. 適切。寡夫控除とは、妻と死別・離婚した後、再婚していない者または妻の生死が明らかでない者で、生計を一にする子を有し、かつ、合計所得金額が500万円以下である場合に認められる控除です。
  3. [不適切]。寄附金控除額は、次のいずれか低い金額から2,000円を控除した額です。
    • その年に支出した特定寄附金の額の合計額
    • その年の総所得金額等の40%相当額
    よって記述は不適切です。
  4. 適切。納税者本人の合計所得金額が1,000万円を超える者は、配偶者の合計所得金額の多い少ないにかかわらず、配偶者特別控除の適用を受けることはできません。※平成30年以後は納税者本人の合計所得金額が1,000万円を超えると配偶者控除、配偶者特別控除のどちらも適用対象外となります。
したがって不適切な記述は[3]です。