不動産の見方 (全25問中18問目)

No.18

不動産の登記に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
出典:2015年1月試験 問41
  1. 不動産登記には公信力があるため、登記記録の権利関係が真実であると信じて取引した場合には、その登記記録の権利関係が真実と異なっていても法的な保護を受けることができる。
  2. 建物の登記記録に記録されている家屋番号は、市町村が定める住居表示の住居番号と同一とされている。
  3. 不動産の登記事項証明書の交付を受けることができるのは、その不動産の所有者に限られる。
  4. 仮登記に基づいて本登記をした場合、その本登記の順位はその仮登記の順位による。

正解 4

解説

  1. 不適切。不動産登記には、対抗力はありますが公信力はありませんので、登記記録を信用して取引した場合であっても、法的保護が受けられないことがあります。
    対抗力
    自己の権利を第三者に対して主張することができる法的効力
    公信力
    内容が真実に反するものであってもこれを信頼して取引した者は保護され、内容が真実であった場合と同様の権利取得が認められる効力
  2. 不適切。表題部には、土地の所在・地番や建物の所在・家屋番号などが記載されていますが、地番と家屋番号は登記所が定めた番号なので市町村が定める住居表示とは一致するとは限りません。
  3. 不適切。不動産の登記事項証明書は、手数料を支払うことで、その不動産の所有者であるか否かにかかわらず誰でも交付を受けることができます。
  4. [適切]。仮登記は、将来の本登記の順位の保全を目的とする予備的な登記のことで、後日改めて本登記をした場合、仮登記した日に遡って効果が発生するため、本登記の順位は仮登記の順位が保全されます。
したがって適切な記述は[4]です。