不動産の取引 (全59問中59問目)

No.59

借地借家法の建物の賃貸借に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、本問においては、借地借家法における定期建物賃貸借契約を定期借家契約、それ以外を普通借家契約という。
出典:2013年1月試験 問44
  1. 賃貸人からの普通借家契約の更新拒絶は、正当の事由がある場合でなければすることができない。
  2. 賃貸借期間を1年未満とする普通借家契約は、期間の定めがない建物の賃貸借とみなされる。
  3. 定期借家契約は、あらかじめ当事者である賃貸人と賃借人が期間満了後に契約を更新する旨の合意をしていた場合、その契約を更新することができる契約である。
  4. 定期借家契約を締結する場合は、公正証書その他の書面によってしなければならない。

正解 3

解説

  1. 適切。普通借家契約は契約の更新が前提となり、賃貸人が契約更新を拒絶する場合には、正当の事由が必要となります。
  2. 適切。普通借家契約では、1年未満の契約は期間の定めのない契約とみなされます。一方、定期借家契約は存続期間に定めはありませんので、建物賃貸借の期間を1年未満と定めた契約も有効になります。
  3. [不適切]。定期借家契約は、契約で定めた期間が満了すると更新されることなく契約は終了します。契約を更新するためには、期間満了後に改めて契約をする必要があります。
  4. 適切。定期借家契約は、公正証書による等書面によって締結しなければなりません。「公正証書による等書面」ですから、必ずしも公正証書でなければならないわけではありません。
したがって不適切な記述は[3]です。