不動産に関する法令上の規制 (全51問中10問目)

No.10

建物の区分所有等に関する法律に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
出典:2018年1月試験 問47
  1. 区分所有建物ならびにその敷地および附属施設の管理を行うために法で定められた団体である管理組合であっても、区分所有者が希望すれば脱退することができる。
  2. 建物の保存に有害な行為その他建物の管理・使用に関し区分所有者の共同の利益に反する行為をしてはならないという規定は、専有部分の占有者には適用されない。
  3. 区分所有者全員の共有に属する共用部分の持分は、規約で別段の定めをしない限り、専有部分の床面積にかかわらず、その区分所有者全員で等分されることになる。
  4. 集会においては、区分所有者および議決権の各5分の4以上の多数で、区分所有建物の建替え決議をすることができる。

正解 4

解説

  1. 不適切。区分所有法の定めにより、区分所有者は自動的に全員が管理組合の構成員となります。脱退はできません。
  2. 不適切。区分所有者の共同の利益に反する行為をしてはならないという規定は、区分所有者だけでなく包括承継人(相続人など)、特定承継人(購入者)、専有部分の占有者(同居人、賃借人など)にも適用されます。
  3. 不適切。区分所有者の共有に属する共用部分の持分は、原則として各区分所有者の専有部分の床面積の割合になります。
  4. [適切]。建替え決議は、区分所有者および議決権の各5分の4以上の賛成が必要になります。よって記述は適切です。
したがって適切な記述は[4]です。