不動産に関する法令上の規制 (全51問中50問目)

No.50

都市計画区域および準都市計画区域内における建築基準法の規定に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
出典:2013年1月試験 問45
  1. 日影規制(日影による高さの制限)は、原則として、商業地域、工業地域および工業専用地域内の建築物については適用されない。
  2. 第一種低層住居専用地域内の建築物については、北側斜線制限(北側高さ制限)が適用される。
  3. 第一種低層住居専用地域においては、原則として、高さが7mを超える建築物を建築することはできない。
  4. 道路斜線制限(道路高さ制限)は、すべての用途地域内の建築物について適用される。

正解 3

解説

  1. 適切。日影規制(日影による高さの制限)は以下のとおり多くの地域で適用されますが、商業・工業・工業専用地域内の建築物には適用されません。
  2. 適切。北側斜線制限(北側高さ制限)とは、北側の土地・建物の日照悪化を防ぐための高さ制限のことで、第一種・第二種低層住居専用地域及び田園住居地域、第一種・第二種中高層住居専用地域の建築物についてのみ適用され、他の地域では適用されません。
  3. [不適切]。用途地域のうち、低層住宅の良好な住環境を守る目的で指定される「第一種低層住居専用地域」「第二種低層住居専用地域」「田園住居地域」の3地域については、建築物の高さは10mまたは12mのうち、都市計画で定められた高さを超えてはいけないという制限があります。これを「絶対高さ制限」といいます。本肢では「高さ7m」としているため誤りです。
  4. 適切。道路斜線制限(道路高さ制限)は、前面道路の幅員による高さ制限のことで、すべての用途地域内の建築物について適用されます。
したがって不適切な記述は[3]です。