不動産に関する法令上の規制 (全73問中7問目)

No.7

建物の区分所有等に関する法律に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
2021年9月試験 問47
  1. 区分所有者は、敷地利用権が数人で有する所有権である場合、原則として、その有する専有部分とその専有部分に係る敷地利用権とを分離して処分することができない。
  2. 共用部分に対する各区分所有者の共有持分は、一部共用部分がある場合を除き、原則として、各共有者が有する専有部分の床面積の割合による。
  3. 通常の集会の招集の通知は、原則として、開催日の少なくとも1週間前に、会議の目的たる事項を示して、各区分所有者に発しなければならない。
  4. 形状または効用の著しい変更を伴わない共用部分の変更を行うためには、区分所有者および議決権の各4分の3以上の多数による集会の決議が必要である。

正解 4

問題難易度
肢122.5%
肢211.6%
肢319.3%
肢446.6%

解説

  1. 適切。区分所有建物の敷地利用権が数人で有する所有権である場合、規約で別段の定めがない限り、敷地利用権を専有部分と分離して処分することはできません。
  2. 適切。共用部分の共有持分は、規約で別段の定めがない限り、それぞれが有する専有部分の床面積の割合で決定されます。
  3. 適切。集会の招集の通知は、原則として、開催日の少なくとも1週間前に、会議の目的たる事項を示し、各区分所有者に発しなければなりません。なお、この期間は規約で伸縮することが可能です。
  4. [不適切]。区分所有者および議決権の各4分の3以上の多数による集会の決議が必要となるのは、形状又は効用の著しい変更を伴う共有部分の変更です。本肢は「形状または効用の著しい変更を伴わない」としているので普通決議(区分所有者および議決権の各過半数)で足ります。
したがって不適切な記述は[4]です。