贈与と法律 (全20問中13問目)

No.13

贈与契約に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
出典:2015年10月試験 問51
  1. 書面によらない贈与契約は、すでに履行が終わった部分を除き、贈与者または受贈者のどちらからでも撤回することができる。
  2. 負担付贈与契約は、受贈者が負担を履行しない場合、贈与者が相当の期間を定めてその履行の催告をし、その期間内に履行がなければ、贈与者は当該契約を解除することができる。
  3. 定期贈与契約は、贈与者または受贈者のどちらか一方の死亡により、それ以後の当該契約の効力を失うことになる。
  4. 夫婦間でした贈与契約は、夫婦関係が破綻を来していると認められる場合であっても、いつでも夫婦の一方から取り消すことができる。

正解 4

解説

  1. 適切。書面によらない贈与契約は、履行前の部分については、履行前であればいつでも・どちらからでも取り消すことができます。
  2. 適切。受贈者が負担を履行しない場合、贈与者は負担付贈与契約を解除することができます。
  3. 適切。定期贈与契約は、贈与者、受贈者のいずれかが死亡すると効力を失います。
  4. [不適切]。夫婦間で締結した贈与契約は、婚姻中であればいつでも夫婦の一方から取り消すことができます。ただし、婚姻関係が事実上破綻している場合には互いが同意しないと取り消せません。よって記述は不適切です。
したがって不適切な記述は[4]です。