相続と法律 (全38問中2問目)

No.2

遺産の分割に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
出典:2019年1月試験 問56
  1. 遺産の分割について、共同相続人の間で協議が調わない場合には、各共同相続人は家庭裁判所に遺産分割の調停または審判を申し立てることができる。
  2. 協議分割においては、共同相続人全員が合意すれば、必ずしも法定相続分に従って遺産を分割する必要はない。
  3. 換価分割は、共同相続人が相続によって取得した不動産の全部または一部を金銭に換価し、その換価代金を共同相続人の間で分割する方法である。
  4. 代償分割は、現物分割を困難とする事由がある場合に、共同相続人が家庭裁判所に申し立て、その審判を受けることにより認められる分割方法である。

正解 4

解説

  1. 適切。遺産分割で相続人間の協議が調わない場合には、共同相続人の申立てに基づき家庭裁判所の調停により分割する方法や家庭裁判所の審判により分割する方法があります。
  2. 適切。遺産分割は、相続人の全員が合意すれば必ずしも、法定相続分に従う必要はありません。
  3. 適切。換価分割とは、共同相続人が相続によって取得した財産の全部または一部を現金化して、その代金を分割することで相続財産を分割する方法です。
  4. [不適切]。代償分割とは、共同相続人のうち特定の者が遺産を取得して、その代償としてその者が自己の財産を他の相続人に交付する方法です。よって記述は不適切です。
したがって不適切な記述は[4]です。