相続と法律 (全39問中2問目)

No.2

民法で規定する相続人および相続分に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
出典:2019年1月試験 問55
  1. 養子(特別養子ではない)の相続分は、実子の相続分の2分の1である。
  2. 代襲相続人の相続分は、被代襲者が受けるべきであった相続分の2分の1である。
  3. 被相続人と父母の一方のみを同じくする兄弟姉妹の相続分は、父母の双方を同じくする兄弟姉妹の相続分と同じである。
  4. 被相続人の弟Aさんが推定相続人である場合、Aさんが被相続人の相続開始以前に死亡していたときには、Aさんの子Bさんが代襲して相続人となる。

正解 4

解説

  1. 不適切。養子は、縁組の日から養親の嫡出子の身分を取得します。よって、実子と養子の法定相続分は同等になります。
  2. 不適切。代襲相続人は本来の相続人の法定相続分をそのまま引き継ぐので、代襲相続人の相続分は被代襲者と同等になります。
  3. 不適切。父母のいずれか一方を同じくする兄弟姉妹の相続分は、父母とも同じ兄弟姉妹の2分の1になります。
  4. [適切]。相続人が兄弟姉妹の場合にも代襲相続は成立します(ただし、代襲相続できるのは兄弟姉妹の子まで、孫は×)。したがって弟Aさんが死亡していたときは、その子であるBさんが相続人となります。よって記述は適切です。
したがって適切な記述は[4]です。