相続と法律 (全38問中26問目)

No.26

遺産分割に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
出典:2015年5月試験 問55
  1. 協議分割は、共同相続人全員の協議により分割する方法であり、その分割割合については、必ずしも法定相続分に従う必要はない。
  2. 換価分割は、共同相続人が相続によって取得した財産の全部または一部を金銭に換価し、その換価代金を共同相続人間で分割する方法である。
  3. 代償分割は、現物分割を困難とする事由がある場合に、相続人全員が共同して家庭裁判所に申述することにより認められる分割方法である。
  4. 遺産の分割について、共同相続人の間で協議が調わない場合、各共同相続人は家庭裁判所に遺産分割の調停を申し立てることができる。

正解 3

解説

  1. 適切。協議分割は、共同相続人全員の協議により分割する方法であり、相続人全員が同意すれば、必ずしも法定相続分に従う必要はありません。
  2. 適切。換価分割は、共同相続人が相続によって取得した財産の全部または一部を金銭に換価して、その代金を相続人間で分割する方法です。
  3. [不適切]。代償分割は、相続人のうち特定の者が被相続人の資産を取得して、その代償としてその者が自己の財産を他の相続人に交付する方法です。よって記述は不適切です。
  4. 適切。遺産の分割について、共同相続人の間で協議が調わない場合は、共同相続人の申立てにより家庭裁判所の調停で分割することができます。
したがって不適切な記述は[3]です。