相続と法律 (全38問中37問目)

No.37

民法で規定する相続分に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
出典:2013年9月試験 問54
  1. 相続人が被相続人の配偶者、長男、長女、二男の合計4人である場合、長男、長女、二男の法定相続分はそれぞれ6分の1である。
  2. 養子の法定相続分は、実子の法定相続分の2分の1である。
  3. 相続人が被相続人の配偶者、孫(相続開始時において死亡している長男の子)の合計2人である場合、孫の代襲相続分は4分の1である。
  4. 相続の放棄をした者が受けるべきであった法定相続分は、その者以外の相続人に均等に分配される。

正解 1

解説

  1. [適切]。法定相続人が「配偶者と子」の組合せにおける法定相続分は、配偶者1/2・子1/2です。3人の子は1/2を均等に分け合うことになるため、それぞれの子の法定相続分は「1/2×1/3=1/6」になります。
  2. 不適切。民法では、「養子は、縁組の日から、養親の嫡出子の身分を取得する。」としてます。このため養子の法定相続分は実子と同等です。
  3. 不適切。孫は長男の法定相続分をそのまま代襲相続するため、法定相続分は配偶者1/2・孫1/2になります。
  4. 不適切。相続の放棄をした者が受けるべきであった法定相続分は、放棄した者と同じ相続順位の相続人に均等に分配されます。
したがって適切な記述は[1]です。