相続と税金 (全38問中26問目)

No.26

相続税における「遺産に係る基礎控除」の計算に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
出典:2014年9月試験 問55
  1. 相続人が相続の放棄をした場合、その放棄をした者については、「法定相続人の数」に算入しない。
  2. 相続人に被相続人の実子と複数の養子(特別養子ではない)がいる場合、「法定相続人の数」に算入する養子の数は1人となる。
  3. 代襲相続人であり、かつ、被相続人の養子となっている者については、実子2人分として「法定相続人の数」に算入する。
  4. 法定相続人が1人もいない場合、相続税額の計算上、遺産に係る基礎控除額は0(ゼロ)となる。

正解 2

解説

  1. 不適切。相続税の計算においては、相続放棄をした者がいても、その放棄はなかったものとしてにおける法定相続人の数に含めて計算します。
  2. [適切]。法定相続人の数に算入できる普通養子の数は、実子がいる場合は1人まで、実子がいない場合は2人までとなっています。よって記述は適切です。
  3. 不適切。代襲相続人であり、かつ、被相続人の養子となった場合(自分の子が死亡し、孫を養子とした場合)には、実子1人分として数えられます。
  4. 不適切。相続税の基礎控除の算式は、「3,000万円+600万円×法定相続人の数」なので、相続人がいなくても最低3,000万円の基礎控除額があります。
したがって適切な記述は[2]です。