相続財産の評価(不動産以外)(全17問中5問目)

No.5

2023年10月11日(月)に死亡した被相続人が保有していた上場株式の1株当たりの相続税評価額として、最も適切なものはどれか。なお、記載のない事項については考慮しないものとする。
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2022年1月試験 問58
  1. 2,430円
  2. 2,450円
  3. 2,510円
  4. 2,530円

正解 2

問題難易度
肢131.2%
肢243.4%
肢314.4%
肢411.0%

解説

相続により取得した上場株式の相続税評価額は、以下の4つの価格のうち最も低い金額を基準に計算します。
  • 課税時期の最終価格
  • 課税時期の属する月の毎日の最終価格の平均
  • 課税時期の月の前月の毎日の最終価格の平均
  • 課税時期の月の前々月の毎日の最終価格の平均
設問のケースでは10月11日に相続が開始されたので、10月11日の終値(2,510円)、10月の終値の平均(2,530円)、9月の終値の平均(2,480円)、8月の終値の平均(2,450円)のうち最も低い金額により評価します。したがって、評価に用いられる価額は[2]の2,450円です。