相続財産の評価(不動産) (全25問中1問目)

No.1

Aさんの相続が開始した場合の相続税額の計算における土地の評価に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
出典:2019年9月試験 問57
  1. Aさんが、自己が所有する土地の上に自宅を建築して居住していた場合、この土地は自用地として評価する。
  2. Aさんが、自己が所有する土地に建物の所有を目的とする賃借権を設定し、Bさんがこの借地の上にアパートを建築して第三者に賃貸していた場合、この賃借権を借地権といい、その借地権の目的となっている土地は貸宅地として評価する。
  3. Aさんの子が、Aさんが所有している土地を使用貸借により借り受けて、その土地の上にアパートを建築して第三者に賃貸していた場合、このアパートの敷地の用に供されている土地は貸宅地として評価する。
  4. Aさんが、自己が所有する土地の上にアパートを建築し第三者に賃貸していた場合、この土地は貸家建付地として評価する。

正解 3

解説

  1. 適切。所有する宅地を自ら使用している場合には「自用地」として評価します。
  2. 適切。貸主側(Aさん)は、借地権が設定されている宅地を「貸宅地」として評価します。
  3. [不適切]。土地を無償で使用する使用貸借契約に基づいて、土地所有者の子が、所有者の宅地の上に賃貸アパートを建築して賃貸の用に供している場合、その宅地は自用地として評価されます。
  4. 適切。宅地所有者が自己の所有する建物を建て、建物を貸し付けている場合の宅地は「貸家建付地」として評価します。
したがって不適切な記述は[3]です。