ライフプランニングの考え方・手法(全33問中32問目)

No.32

ライフプランを作成するうえで活用する主なデータに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
2013年5月試験 問2
  1. 男女別・年齢別の平均余命についての統計値は、内閣府の「国民生活白書」に記載されている。
  2. 幼稚園から高等学校卒業までの教育費用総額についての統計値は、文部科学省の「子どもの学習費調査」に記載されている。
  3. 1世帯当たりの1ヵ月間の収入と支出の金額の統計値は、総務省の「家計調査」に記載されている。
  4. 家計における金融資産の保有額や借入金残高の統計値は、金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」に記載されている。

正解 1

問題難易度
肢158.4%
肢25.8%
肢311.6%
肢424.2%

解説

  1. [不適切]。男女別・年齢別の平均余命についての統計値は、毎年、厚生労働省の「簡易生命表の概況」内で発表されています。
  2. 適切。「子供の学習費調査」は、子供の学校教育及び学校外活動のために支出した1年間の経費の実態をとらえることを目的として、文部科学省が隔年で実施しています。幼稚園・小学校・中学校・高等学校の区分ごとのデータが公立・私立に分けて記載されています。
  3. 適切。「家計調査」は、国民生活における家計収支の実態を把握し、国の経済政策・社会政策の立案のための基礎資料を提供することを目的として、総務省が毎月実施する調査です。1世帯当たりの1ヵ月間の収入と支出の金額の統計値等が記載されています。
  4. 適切。「家計の金融行動に関する世論調査」は、単身世帯と二人以上の世帯に分けて金融行動や金融資産の保有額や借入金残高の統計値を公表する調査で、金融広報中央委員会が毎年実施しています。
したがって不適切な記述は[1]です。