金融派生商品(全20問中16問目)
No.16
オプション取引の一般的な特徴や種類に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。2015年10月試験 問27
- オプションの売り手は、当初にプレミアムを受け取ることができるが、買い手の権利行使に応じる義務があり、原資産の価格変動による損失は極めて大きくなる可能性がある。
- コール・オプションでは、他の条件が同じであれば、権利行使価格が高いものほど、プレミアムは高くなる。
- プット・オプションでは、他の条件が同じであれば、ボラティリティが上昇すると、プレミアムは低くなる。
- 日経225オプションおよびTOPIXオプションは、取引開始日から取引最終日までの間であればいつでも権利行使可能なアメリカンタイプである。
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正解 1
問題難易度
肢149.6%
肢225.5%
肢39.9%
肢415.0%
肢225.5%
肢39.9%
肢415.0%
分野
科目:C.金融資産運用細目:8.金融派生商品
解説
- [適切]。オプションの売り手の利益は受け取ったプレミアムに限定されますが、買い手の権利行使に応じる義務があり、損失はプレミアムに限定されないので損失は極めて大きくなる可能性があります。
- 不適切。権利行使価格が高いほど、コール・オプションのオプションのプレミアムは低くなります。
- 不適切。ボラティリティ(volatility)は、資産価格の変動の激しさを示す指標です。ボラティリティが上昇するとコール・プットどちらのオプションのプレミアムも高くなります。
- 不適切。日経225オプションおよびTOPIXオプションは、満期日(権利行使日)にのみ権利行使ができるヨーロピアンタイプになります。
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