債券投資(全48問中31問目)

No.31

債券の利回り(単利)計算に関する次の記述の空欄(ア)~(エ)にあてはまる計算式として、最も不適切なものはどれか。なお、手数料、経過利子、税金等については考慮しないものとする。
表面利率1.0%、償還期間10年の固定利付債が額面100円当たり99円99銭で発行された。この債券の応募者利回りは()、直接利回りは()となる。また、この債券を発行時に購入して、4年後に100円7銭で売却した場合の所有期間利回りは()となる。一方、この債券を発行から4年後に100円7銭で購入した場合の最終利回りは()となる。
2015年10月試験 問24
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正解 2

問題難易度
肢15.3%
肢260.4%
肢314.2%
肢420.1%

解説

債券の各種利回りは、設問で与えられた条件を以下の式に代入して求めます。
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〔(ア)について〕
表面利率:1.0%、保有年数:10年、額面金額:100円、発行価格:99円99銭なので、応募者利回りを求める式は次のようになります。
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したがって適切です。

〔(イ)について〕
直接利回りについては、「表面利率/購入価格×100」の式で求めます。表面利率:1.0%、発行価格:99円99銭なので、直接利回りを求める式は次のようになります。
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したがって[2]の式は誤っています。

〔(ウ)について〕
表面利率:1.0%、保有年数:4年、売却金額:100円7銭、発行価格:99円99銭なので、所有期間利回りを求める式は次のようになります。
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したがって適切です。

〔(エ)について〕
表面利率:1.0%、保有年数:6年、額面金額:100円、購入価格:100円7銭なので、最終利回りを求める式は次のようになります。
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したがって適切です。