投資信託(全41問中40問目)

No.40

証券投資信託の仕組みと特徴に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
2013年5月試験 問23
  1. 株式投資信託は、公社債投資信託以外の証券投資信託であり、株式だけでなく、公社債も組み入れることができる。
  2. 単位型(ユニット型)の投資信託は、新規設定後であっても信託期間中であれば、いつでも購入することができる。
  3. ベア型ファンドは、一般にデリバティブを活用して、ベンチマークとする市場指数の変動とは逆の動きとなるように設計されている。
  4. 上場投資信託(ETF)は、上場株式と同様に、取引所における市場価格で売買される。

正解 2

問題難易度
肢120.4%
肢252.6%
肢322.1%
肢44.9%

解説

  1. 適切。株式投資信託は、株式を組み入れることのできる投資信託です。株式のみ、株式と公社債の組合せ、また公社債のみであっても許されます。
  2. [不適切]。単位型(ユニット型)の投資信託は、ファンドの設定後は追加設定が行われず、新規設定の募集期間のみ購入することができます。信託期間中にいつでも購入することができるのは、追加型の投資信託です。
  3. 適切。ベア型ファンドとは、デリバティブを活用して利益を追求するハイリスク・ハイリターン型の投資信託で、市場の変動とは逆の動きになることを目指して運用します。
  4. 適切。上場投資信託(ETF)は、取引所に上場されており、特定の株価指数や商品指数に連動することを目指す投資信託です。取引所に上場されているので、株式と同じく指値注文や成行注文が可能です。
したがって不適切な記述は[2]です。