FP2級分野別過去問題-金融資産運用-債券投資 No.42

債券投資（全48問中42問目）

表面利率が0.8％、発行価格が額面100円当たり98円80銭、償還年限が10年の固定利付債券を新規発行時に購入し、3年後に額面100円当たり99円40銭で売却した場合の所有期間利回り（単利・年率）として、正しいものはどれか。なお、手数料、経過利子、税金等については考慮しないものとする。

2014年1月試験　問25

問題難易度

肢114.8%
肢211.4%
肢39.7%
肢464.1%

債券の各利回りは、設問で与えられた条件を以下の式に代入して求めます。

この公式に設問の各値を代入すると以下の式になります。

式が複雑なので、まず分子部分から計算します。

　0.8＋(99.4－98.8)÷3
＝0.8＋0.2＝1

求めた分子部分を分母（購入価格）で除し、それに100を乗じてパーセント(%)単位にします。

　1÷98.8×100＝1.012…≒1.012％

したがって[4]が適切です。