不動産の有効活用(全22問中18問目)
No.18
Aさんは、所有する土地に貸しビルを建設することを検討している。土地の有効活用の手法の一般的な特徴についてまとめた下表の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。2015年9月試験 問49
- (ア)あり (イ)デベロッパー (ウ)必要
- (ア)あり (イ)Aさん (ウ)不要
- (ア)なし (イ)Aさん (ウ)必要
- (ア)なし (イ)デベロッパー (ウ)不要
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正解 4
問題難易度
肢16.7%
肢211.4%
肢38.4%
肢473.5%
肢211.4%
肢38.4%
肢473.5%
分野
科目:E.不動産細目:7.不動産の有効活用
解説
各方式は次のようなものです。- 自己建設方式
- 土地の所有者が計画、建築、運営などをすべて自分で行う
- 事業受託方式
- 専門業者に土地活用のすべてを委任する
- 等価交換方式
- 土地の所有者が提供した土地に、専門業者が建物を建築し、出資比率に応じて土地・建物の権利を配分する
- 定期借地権方式
- 定期借地権を設定して土地を貸し、賃貸料を受け取る
事業受託方式では、土地の活用を業者に任せる方式であり、土地の売却・交換は生じません。よって「なし」が適切です。
〔(イ)について〕
等価交換方式では、建築費の負担者であるデベロッパーの主導で建物が建築されます。よって「デベロッパー」が適切です。
〔(ウ)について〕
定期借地権方式では、土地の賃料で収入を得ます。建築費は借地人が拠出するので「不要」が適切です。
したがって適切な組合せは[4]になります。
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