不動産の賃貸(全2問中2問目)

No.2

Aさんは銀行から融資を受け、自己所有の土地に賃貸用建物を建設し(2023年12月完成)、2024年1月から不動産賃貸事業を始めた。この事業に関する次の事業収支計画表の不動産所得の金額にあてはまる数値として、最も適切なものはどれか。なお、Aさんは青色申告承認申請書を提出していないものとする。また、事業収支計画表に記載のない条件については考慮しないものとする。

<事業収支計画表(2024年1月1日から2024年12月31日)>
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2021年9月試験 問50
  1. 500
  2. 700
  3. 1,200
  4. 2,200

正解 3

問題難易度
肢118.4%
肢221.8%
肢351.6%
肢48.2%

解説

不動産所得の金額は「収入金額-必要経費(-青色申告特別控除額)」で求めます。

【収入金額】
 3,600万円

【必要経費】
 1,000万円+600万円+800万円=2,400万円
※借入金の利子は必要経費になりますが、元本返済額は借りたお金を返しているだけですから必要経費にならない点に注意が必要です。また現金の収支は所得金額と関係ありません。

【不動産所得の金額】
 3,600万円-2,400万円=1,200万円

したがって[3]が正解です。