不動産の有効活用(全22問中21問目)
No.21
Aさんは、所有する更地の有効活用として貸しビルを建設したいと考えているが、その手法について、ファイナンシャル・プランナーのBさんに相談したところ、Bさんは、事業受託方式と等価交換方式の一般的な特徴を表にまとめてAさんに提示した。表の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。2013年5月試験 問50
- (ア)Aさんおよびディベロッパー (イ)Aさん (ウ)不要
- (ア)Aさんおよびディベロッパー (イ)受託者 (ウ)必要
- (ア)ディベロッパー (イ)受託者 (ウ)不要
- (ア)ディベロッパー (イ)Aさん (ウ)必要
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正解 1
問題難易度
肢159.9%
肢214.5%
肢318.3%
肢47.3%
肢214.5%
肢318.3%
肢47.3%
分野
科目:E.不動産細目:7.不動産の有効活用
解説
まず、事業受託方式と等価交換方式について確認しておきましょう。- 事業受託方式
- 土地の所有者が自分で資金調達し、専門業者に土地活用のすべてを委任する
- 等価交換方式
- 土地の所有者が提供した土地に、業者が建物を建築し、出資比率に応じて建物完成後の土地・建物の権利を配分する
等価交換方式では、土地の権利が両者に配分されるので、(ア)にはAさんおよびディベロッパーが入ります。
〔(イ)について〕
事業受託方式では、土地活用をディベロッパーに一任しますが、土地・建物の所有者はAさんになります。
〔(ウ)について〕
等価交換方式では、土地の権利の一部をディベロッパーに配分することでコストを払うので、Aさんが建設資金を用意する必要はありません(不要)。
したがって、(ア)Aさんおよびディベロッパー、(イ)Aさん (ウ)不要 となる[1]が適切な組合せです。
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