贈与と税金(全68問中44問目)

No.44

下記生命保険契約A~Cにおいて、被保険者である父の死亡により、子が受け取った死亡保険金(一時金)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
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2016年9月試験 問52
  1. 生命保険契約Aに基づき子が受け取った死亡保険金は、贈与税の課税対象となる。
  2. 生命保険契約Bに基づき子が受け取った死亡保険金は、贈与税の課税対象となる。
  3. 生命保険契約Cに基づき子が受け取った死亡保険金は、贈与税の課税対象となる。
  4. 生命保険契約A、BおよびCに基づき子が受け取った死亡保険金は、いずれも贈与税の課税対象とならない。

正解 3

問題難易度
肢19.3%
肢23.1%
肢379.6%
肢48.0%

解説

生命保険の死亡保険金の課税関係は以下のようになっています。
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  1. 不適切。契約者と被保険者が同じであり、受取人が別の人なので相続税の課税対象になります。
  2. 不適切。契約者と受取人が同じなので、受取人である子に所得税が課されます。
  3. [適切]。契約者、被保険者、受取人がそれぞれ異なるので、契約者から受取人への贈与となり贈与税が課されます。
  4. 不適切。生命保険契約Cの死亡保険金は贈与税の課税対象になります。
したがって適切な記述は[3]です。