事業と経営(全5問中4問目)

No.4

法人成り等に関する次の記述の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
個人事業の場合、通常、利益は事業所得として他の所得と合算されて最高()%の超過累進税率による所得税の課税対象となるが、個人事業の法人成りにより、法人に課される法人税は、原則として、比例税率となる。なお、資本金の額が1億円以下の法人(適用除外事業者を除く)に対する法人税の税率は、軽減措置が適用される。2019年4月1日以後に開始する事業年度において、年800万円以下の所得金額からなる部分の金額については()%とされ、年800万円超の所得金額からなる部分の金額については()%とされる。
2022年5月試験 問60
  1. (ア)50 (イ)19.0 (ウ)15.0
  2. (ア)50 (イ)15.0 (ウ)19.0
  3. (ア)45 (イ)22 (ウ)15.0
  4. (ア)45 (イ)15.0 (ウ)23.2

正解 4

問題難易度
肢17.0%
肢214.7%
肢311.8%
肢466.5%

解説

〔(ア)について〕
所得税の税率は5%~45%の7段階で、最高税率は45%です。

〔(イ)について〕
資本金1億円以下の中小企業は、所得金額のうち年800万円以下の部分について税率15%となる軽減措置が適用されます。

〔(ウ)について〕
所得金額のうち年800万円超の部分にかかる法人税の税率は23.2%です。

したがって、(ア)45、(イ)15.0、(ウ)23.2 となる[4]の組合せが適切です。