FP2級過去問題 2013年5月学科試験 問1
問1
ファイナンシャル・プランナー(以下「FP」という)の職業倫理に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。- FPのAさんは、顧客に提案をする際は、顧客の利益ではなくAさん自身の利益を優先してプランニングしている。
- FPのBさんは、顧客のプランニングを行ううえで、税理士等の専門家と協働する必要がある場合において、その専門家に当該顧客の個人情報を提供する際には、必ず事前に顧客の承諾(同意)を得ている。
- FPのCさんは、顧客に提案をする際は、顧客がその内容を理解できるよう、十分な説明をするように努めている。
- FPのDさんは、プランニングに必要な法律や税制、金融商品等の最新情報をこまめに収集し、FPとしての自己研さんに努めている。
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正解 1
問題難易度
肢194.9%
肢22.6%
肢30.9%
肢41.6%
肢22.6%
肢30.9%
肢41.6%
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:1.ファイナンシャル・プランニングと倫理
解説
- [不適切]。ファイナンシャル・プランナーは、常に顧客の立場になり、自分の利益ではなく顧客の利益を優先しなければなりません。
- 適切。ファイナンシャル・プランナーは、業務上知り得た顧客の情報を、許可なく第三者に漏らしてはなりません(守秘義務の順守)。他の専門家に顧客情報を提供する場合には必ず顧客に説明して同意を得る必要があります。
- 適切。ファイナンシャル・プランナーには、顧客に対してライフプランニングの提案内容を十分に説明する義務があります。提案内容にデメリットがあれば、それについても説明することが求められます。
- 適切。ファイナンシャル・プランナーは、顧客に適切かつベストな提案を行うため、次々に変わる法令や制度および情勢の理解に努めなければなりません。
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