FP2級過去問題 2014年1月学科試験 問56

問56

下記の資料に基づくA社株式の1株当たりの類似業種比準価額として、最も適切なものはどれか。
<A社および類似業種のデータ>
A社の業種:食料品製造業
A社の会社規模:大会社
A社の1株当たりの資本金等の額:50円
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正解 2

解説

類似業種比準方式は、原則として大会社に適用される評価方式で、事業内容が類似する上場企業の業種の株価をもとに評価する方式で、1株当たりの配当金額、年利益金額、純資産価額の3要素を比較し評価額を算出します。

平成28年以前における類似業種比準価額の算出式は次の通りです。※実際には各金額に細かな条件がありますが、ここでは割愛します。
式を見ると、自社の指標が分子に、類似業種の指標が分母となっています。また、係数の部分は大会社0.7、中会社0.6、小会社0.5なので、大会社であるA社の場合には0.7を使用します。上記の式に各値を当てはめると、[2]の式が適切となります。

※平成29年の税制改正により、配当金額、年利益金額、純資産価額の比率が、従来の「1:3:1」から「1:1:1」に変更されました(下図参照)。本解説は、試験実施時の法令に基づいて説明していますのでご注意ください。