FP2級 2016年5月 実技(FP協会:資産設計)

【第9問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問27》~《問33》)に答えなさい。
大久保直樹さんは、民間企業に勤務する会社員である。直樹さんと妻の真紀さんは、今後の資産形成や家計の見直しなどについて、FPで税理士でもある香川さんに相談をした。なお、下記のデータはいずれも2024年4月1日現在のものである。

[家族構成]
i1.png./image-size:499×90
[収入金額(2023年)]
  • 直樹さん:給与収入550万円(手取り額)。給与収入以外の収入はない。
  • 真紀さん:給与収入350万円(手取り額)。給与収入以外の収入はない。
[自宅]
  • 賃貸マンションに居住しており、家賃は月額12万円(管理費込み)である。
  • マイホームとして販売価格3,600万円(うち消費税120万円)のマンションを購入する予定である。
[金融資産(時価)]
  • 直樹さん名義
     銀行預金(普通預金):120万円
     銀行預金(定期預金):400万円
     財形住宅貯蓄(保険型):200万円
  • 真紀さん名義
     銀行預金(普通預金):100万円
     銀行預金(定期預金):300万円
     財形住宅貯蓄(金銭信託):100万円
[負債]
直樹さんと真紀さんに負債はない。

[保険]
定期保険A
保険金額4,000万円。保険契約者(保険料負担者)および被保険者は直樹さんである。
医療保険B
入院給付金日額5,000円。保険契約者(保険料負担者)および被保険者は真紀さんである。