FP2級 2016年9月 実技(金財:個人)

【第3問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問7》~《問9》)に答えなさい。
 会社員のAさん(50歳)は、妻Bさん(48歳)および長女Cさん(22歳)との3人家族である。Aさんは2023年6月に住宅ローン(銀行借入金)を利用して新築マンションを取得している。
 Aさんの2023年分の収入等に関する資料は、以下のとおりである。

〈Aさんの家族構成〉
Aさん
会社員
妻Bさん
2023年中にパートにより給与収入80万円を得ている。
長女Cさん
大学4年生。2023年中にアルバイトにより給与収入20万円を得ている。
〈Aさんの2023年分の収入等に関する資料〉
給与収入の金額
830万円
課税総所得金額
422万2,000円
〈Aさんが取得した住宅および借入金の概要〉
  • 住宅(新築マンション。Aさんの名義)を2023年6月に取得し居住している。
  • 家屋の床面積:60㎡
  • 敷地権を含む家屋の取得価額:4,800万円
    (この取得価額には家屋売買代金に対する消費税(10%)相当額等288万円が含まれる)
  • 資金調達:自己資金:1,600万円、銀行借入金:3,200万円(20年の割賦償還。2023年の年末残高は3,130万円)
  • 取得した住宅は認定長期優良住宅に該当する
  • 妻Bさんおよび長女Cさんは、Aさんと同居し、生計を一にしている。
  • 家族は、いずれも障害者および特別障害者には該当しない。
  • 家族の年齢は、いずれも2023年12月31日現在のものである。
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。