FP2級 2016年9月 実技(金財:生保)

【第1問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問1》~《問3》)に答えなさい。
 個人事業主のAさん(45歳)は、妻Bさん(44歳)とともに、飲食店を営んでいる。Aさんは、長女Cさん(19歳)が就職したことを機に、老後の生活資金の準備について考えるようになった。
 そこで、Aさんは、ファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。Aさんの家族構成等に関する資料は、以下のとおりである。

<Aさんの家族構成等>
Aさん(45歳)
個人事業主。20歳から国民年金に第1号被保険者として加入しており、保険料の免除期間や未納期間はない。5年前から付加保険料を納付している。
妻Bさん(44歳)
18歳から23歳まで厚生年金保険に加入。23歳でAさんと結婚した後は、国民年金に第1号被保険者として加入し、保険料を納付している。Aさんと同様、保険料の免除期間や未納期間はない。
長女Cさん(19歳)
高校を卒業し、今年4月に地元の建材メーカーに就職した。Aさん夫妻と同居している。
  • Aさんおよび妻Bさんは、現在および将来においても、公的年金制度における障害等級に該当する障害の状態にないものとする。
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。