FP2級 2017年5月 実技(金財:個人)
【第3問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問7》~《問9》)に答えなさい。
Aさんは、雑貨店を営む個人事業主で、妻Bさんとともに開業以来10年にわたり営業を続けており、賃貸アパートの経営も行っている。また、Aさんは、2023年中に、加入していた下記の生命保険を解約し、解約返戻金を受け取っている。
Aさんの2023年分の収入等に関する資料等は、以下のとおりである。
〈Aさんの家族構成〉
Aさんの事業に係る青色事業専従者給与の金額:1,020,000円(事前届出額以内で労務の対価として適正である)
Aさんの2023年分の収入等に関する資料等は、以下のとおりである。
〈Aさんの家族構成〉
- Aさん(50歳)
- 個人事業主(青色申告者)
- 妻Bさん(44歳)
- Aさんの青色事業専従者
- 長男Cさん(18歳)
- 大学生。2023年中に収入はない。
- 二男Dさん(15歳)
- 中学生。2023年中に収入はない。
- 事業所得の金額:13,500,000円(青色申告特別控除後の金額)
- 賃貸アパート(居住用)の不動産所得に係る損失の金額:1,300,000円
※上記の損失の金額には、不動産所得を生ずべき土地等を取得するために要した負債の利子30万円が含まれている。
- 保険の種類
- 一時払変額個人年金保険
- 契約年月日
- 2014年2月1日
- 契約者(=保険料負担者)
- Aさん
- 解約返戻金額
- 6,000,000円
- 正味払込済保険料
- 5,000,000円
Aさんの事業に係る青色事業専従者給与の金額:1,020,000円(事前届出額以内で労務の対価として適正である)
- 妻Bさん、長男Cさんおよび二男Dさんは、Aさんと同居し、生計を一にしている。
- Aさんとその家族は、いずれも障害者および特別障害者には該当しない。
- 家族の年齢は、いずれも2023年12月31日現在のものである。
- 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
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